この記事の要点

  • 銅スクラップは「ピカ線」「銅線」「雑線(被覆銅線)」などに分類され、種類によって買取価格が大きく変わる。
  • もっとも高く売れるのは、被覆を剥いた純度の高いピカ線
  • 買取相場はLME(ロンドン金属取引所)の銅相場と為替に連動して毎日変動する。
  • 高く売るコツは「分別しておく」「まとめて売る」「相場を見て売る」の3つ。

銅スクラップにはどんな種類がある?

銅スクラップは、銅の純度(含有率)と形状によって品目が分かれ、純度が高いほど高価になります。代表的な品目は次のとおりです。

品目 特徴 価格の傾向
ピカ線 被覆を剥いた光沢のある純銅線(太さ1.3mm以上が目安) 銅スクラップの中で最高値
1号銅線 ピカ線に近い純銅線。若干の変色・メッキなし 高値
2号銅線 焼け・メッキ・ハンダ付きなどを含む銅線 1号より下がる
並銅(銅板・銅パイプ) 給湯器の銅管、屋根の銅板など 状態により変動
込銅(こみどう) 真鍮やハンダ等が混ざった銅 並銅より下がる
雑線(被覆銅線) ビニール被覆が付いたままの電線・ケーブル類 銅率(歩留まり)に応じて査定

※真鍮(黄銅)や砲金(青銅)は銅合金として別品目で買取されます。

ピカ線とは?

ピカ線とは、被覆を剥いてピカピカに光る銅だけの状態にした電線のことです。純度がほぼ100%のため、銅スクラップの中でもっとも高い価格が付きます。同じ電線でも、被覆付きのまま(雑線)で売るかピカ線にして売るかで、キロ単価は大きく変わります。

雑線(被覆銅線)とは?

雑線とは、ビニール被覆が付いたままの電線・ケーブル類の総称です。買取価格は「銅率(歩留まり)」=電線全体のうち銅が占める割合で決まります。太いケーブル(CVケーブルなど)は銅率が高く高値になりやすく、細い家電コードや通信線は銅率が低いため単価も下がります。

銅スクラップの相場はどう決まる?

銅スクラップの買取相場は、LME(ロンドン金属取引所)の銅価格と円相場(為替)に連動して毎日変動します。国内では、これらをもとに大手製錬会社が公表する「銅建値(どうたてね)」(円/kg)が取引の基準になっています。

  • LME銅価格が上がる → 国内の買取価格も上がりやすい
  • 円安になる → 輸入価格基準が上がるため、国内の建値も上がりやすい

つまり「銅相場が高く、円安のタイミング」が売り時になりやすいと言えます。

相場を調べるには?

「銅建値」で検索すると、製錬会社が公表する最新の建値(円/kg)を確認できます。実際の買取価格は、建値から選別・加工などのコストを差し引いた水準になり、品目・数量・状態によって変わります。正確な金額は買取業者の査定で確認しましょう。

銅スクラップを高く売るコツ

  • 品目ごとに分別しておく:ピカ線・雑線・真鍮などが混ざっていると、低い品目に合わせた査定になりがち。分けておくだけで総額が上がります。
  • まとめて売る:量がまとまっているほど運搬・処理の効率が良く、単価交渉がしやすくなります。
  • 相場を見て売る:銅相場は変動が大きいため、急がない場合は建値の動きを見てタイミングを選ぶのも有効です。
  • 異物を取り除く:鉄ネジ・プラスチックなどの付着物が少ないほど査定が上がります。

よくある質問

Q. 雑線は被覆を剥いてから売ったほうが得ですか?

A. 量と手間によります。少量なら剥く手間に見合わないことが多く、雑線のまま売るのが現実的です。大量にある場合は、剥線してピカ線にする価値があるケースもあります。判断に迷ったら査定時にご相談ください。

Q. 少量でも買取してもらえますか?

A. 株式会社AMTでは小ロットから大量案件まで、全国どこでも対応しています。

Q. 家庭から出た電線コードも売れますか?

A. 家電コードなどの細い線も雑線として買取対象になります。まとめてお持ち込み・ご相談ください。

Q. 銅以外の金属も一緒に売れますか?

A. アルミ・真鍮・ステンレスなどの非鉄金属もあわせて買取可能です。分別が難しい場合もそのままご相談ください。

まとめ|分別と相場チェックで、銅は賢く売れる

銅スクラップは「ピカ線・銅線・雑線」などの品目と、LME・為替に連動する相場で価格が決まります。品目ごとに分別し、相場の良いタイミングでまとめて売るのが高価買取への近道です。

株式会社AMTは、銅をはじめ非鉄金属スクラップを全国から買取り、中国・タイ・マレーシアなど海外への販路も持っています。査定は無料です。お問い合わせフォームまたはお電話(0547-39-3750/受付 平日 9:00–18:00)からお気軽にご相談ください。