このページの要点
- 買取価格は「その日の相場 × 品目のランク × 歩留まり × 数量・状態」で決まります。
- 相場は毎日動きます。銅は国内の「建値」と国際指標「LME」、為替に連動します。
- 同じ金属でも純度と混ざり物で単価が段違い。ピカ線と雑線、アルミの単一材と合金では別価格です。
- 品目ごとに分けるだけで総額が変わります。混ざったままだと低いほうの基準で「込み」査定になりがちです。
- 相場は水物なので、正確な金額は写真と数量を送っての当日査定が確実です。
買取価格はどう決まる?
「その日の相場」に「品目のランク」「歩留まり」「数量・状態」を掛け合わせて決まります。金属の値段は株価のように毎日動くため、先週の値段と今日の値段は違います。基本の考え方は次の4要素です。
| 要素 | 内容 | 価格への効き方 |
|---|---|---|
| その日の相場 | 銅建値・LME・アルミやステンレスの各指標、為替 | 土台になる単価。日々変動する |
| 品目のランク | 純度・種類(ピカ線/2号銅線、単一アルミ/合金 など) | 純度が高いほど高値 |
| 歩留まり | その品物から実際に取れる金属の割合(被覆・鉄・プラの混入で下がる) | 混ざり物が多いほど下がる |
| 数量・状態 | 量のまとまり、汚れ・焼け・水濡れ | まとまるほど有利、状態が悪いと下がる |
「相場」はどこを見れば分かる?
銅は「建値(たてね)」とLMEが基準です。建値は国内の大手電線メーカーなどが発表する国内取引の目安価格、LME(ロンドン金属取引所)は銅・アルミ・鉛・亜鉛などの国際指標です。スクラップの買取単価は、これらの地金相場から加工・輸送・選別のコストを差し引いた水準で決まります。为替(円安・円高)も効きます。
相場は毎日動くので、「昨日ネットで見た価格」と実際の買取単価がずれることがあります。目安として相場観をつかむのは有効ですが、確定額は査定時の当日相場で計算します。
同じ金属でも値段が違うのはなぜ?
純度と混ざり物(歩留まり)で品目ランクが変わるからです。代表的な例を挙げます。
- 銅:被覆を剥いた「ピカ線」が最高値。焼け・メッキ・ハンダ付きの「2号銅線」は下がり、被覆付きの「雑線」は銅の割合(銅率)で決まります(銅の買取・電線の買取)。
- アルミ:サッシなどの単一材は高く、鉄やステンレスが混ざった合金・込みアルミは下がります(アルミの買取)。
- 真鍮:蛇口・バルブなど純度の高いものは高く、他金属が付いたものは下がります(真鍮の買取)。
- 機器類(雑品):モーター・給湯器・コンプレッサーなどは、含まれる銅・鉄の量で評価します(モーター・コンプレッサー)。
査定額を上げるには?
「分ける・混ぜない・まとめる」の3つが効きます。特別な道具は不要で、置き場を分けるだけで総額が変わります。
- 品目ごとに分ける:銅・アルミ・真鍮・ステンレス・鉄を別々に(鉄くずは鉄・鉄くずの買取へ)。混ざると低い品目基準の「込み」査定になりがちです。
- 異物を混ぜない:プラスチック・鉄ビス・コネクタが付くと歩留まりが下がります。外せる範囲で外すと単価が上がります。
- ある程度まとめる:少量を何度も売るより、たまってから一度に。運搬効率が上がり条件が合いやすくなります。
- 状態を保つ:雨ざらし・焼き(野焼きは違法)は評価を下げます。乾いた状態で保管を。
品目の見分け方は「非鉄金属の買取品目一覧」、有価物と産廃の違いは「スクラップは有価物?産廃?」もご覧ください。
持ち込みと出張買取、どちらが得?
少量は持ち込み、まとまった量は出張(引き取り)が目安です。持ち込みは運搬の手間がない分、条件が合いやすくなります。工場の設備入れ替えや解体現場でトラック1台分程度からは、出張引き取りで対応します。株式会社AMTは静岡県島田市に約1,000坪のヤードを構え、持ち込みは月〜土 9:00–18:00(事前にお電話ください)、引き取りは全国対応です。
よくある質問
Q. ネットで見た相場と買取価格が違うのはなぜ?
A. ネットの相場は地金や建値の目安で、日々変動します。実際の買取単価は、そこから選別・加工・輸送のコストを引いた当日相場で計算します。相場観の参考にはなりますが、確定額は査定時に計算します。
Q. 相場が高いときに売ったほうがいいですか?
A. 相場は上下しますが、いつが底でいつが天井かは誰にも読めません。まとめて分別しておき、ある程度たまったら売る、という運用が現実的です。急ぎでなければ、相場が上がった局面でご相談いただくのも一つです。
Q. 少しだけでも査定してもらえますか?
A. 少量でも査定します。金額が小さくなりやすいので、他の品目とまとめてのお持ち込みがおすすめです。
Q. 正確な金額を先に知りたいです。
A. 品目・数量が分かる写真をお送りください。当日相場で概算をお答えし、計量・検品のうえ確定します。
まとめ|相場は水物。分けて・まとめて・当日査定で
金属スクラップの価格は、その日の相場に品目ランク・歩留まり・数量を掛けて決まります。相場は毎日動くため、品目ごとに分けてまとめておき、売るときに当日査定で確定するのが確実です。株式会社AMTは銅・アルミ・真鍮・ステンレス・電線・機器類を全国から買取し、中国・タイ・マレーシアへの海外販路も持っています。査定は無料。品目と数量が分かる写真を添えてお問い合わせフォームまたはお電話(0547-39-3750/受付 月〜土 9:00–18:00)からご相談ください。